Playback プラグインのグループ機能を使用する
コンサート内で Playback プラグインのインスタンスを複数使う場合は、グループを使って、どのインスタンスを同時に再生し、どのインスタンスを個別に動作させるかを制御できます。Playback プラグインのインスタンスは 100 個のグループのいずれかに割り当てることができますが、グループに割り当てなくてもかまいません。複数のインスタンスの動作を連係させるグループ機能は、曲のバースやコーラスの代替バージョンを作るなど、クリエイティブな再生目的に使用できます。
常に 1 つのグループだけがアクティブになります。たとえば、グループ 1 に 2 つ、グループ 2 に 4 つの Playback プラグインインスタンスが含まれる場合、グループ 1 のいずれかのインスタンスでトランスポート機能を使うと、グループ 2 のすべてのインスタンスの再生が停止します。グループ 2 で使用すると、今度はグループ 1 の再生が停止します。グループに属していないインスタンスは影響を受けません。
グループ内のいずれかの Playback プラグインインスタンスで以下のトランスポート機能の状態を変更すると、同じグループに含まれるすべてのインスタンスでその機能の状態が切り替わります:
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再生/停止
波形ディスプレイのドラッグ
サイクル
フェードアウト(時間と動作)
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重要: グループ内のいずれかのインスタンスでパラメータを編集しても、同じグループのほかのインスタンスでパラメータ値が自動的にアップデートされることはありません。グループ内のすべてのインスタンスのパラメータを編集するには、いずれかのインスタンスで Shift キーを押しながらパラメータを編集します。この方法は、「METER」、「FADE TIME」、「PITCH」、「SYNC」、「SNAP TO」、および「PLAY FROM」パラメータで使用できます。「SYNC」は、グループ内のすべてのインスタンスで同じモードに設定する必要があります。同じにしないと、グループ内のインスタンス間で再生がずれて聞こえます。
Playback プラグインインスタンスをグループにアサインする
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ウインドウの右下隅にある「GROUP」ポップアップメニューを開き、文字を選択します。
参考: Playback プラグインインスタンスを既存のグループに追加する場合、一部のボタンの状態がグループ内の既存のインスタンスと異なることがあります。グループ内のいずれかのインスタンスでトランスポートボタンを使ったときに、すべてのインスタンスが同じ動作をするようにしたい場合は、Playback プラグインインスタンスをグループに追加する前に、すべてのボタンの状態がグループ内の既存のインスタンスと同じになっていることを確認してください。
Playback プラグインインスタンスをすべてのグループから取り除く
「GROUP」ポップアップメニューから「–」を選択します。