ライブ演奏でのパッチ選択の概要
「演奏」モードでは、レイアウトに含まれるパッチセレクタのスクリーンコントロールでパッチを表示および選択できます。パッチとセットが、「編集」モードの「パッチリスト」と同じ順序でパッチセレクタに表示されます。スキップした項目は、パッチセレクタには表示されないので選択できませんが、下位項目が隠されているセット内のパッチは表示され、選択可能です。項目のスキップについては、「パッチリスト」でパッチやセットを選択するを参照してください。
パッチを選択すれば、すぐに演奏を開始できます。切り替える前のパッチの音にサスティンをかけている場合、ノートまたはサスティンペダルをリリースしない限り、サスティンが途切れずに鳴ります。ノート自体をリリースしても「テール」が残るエフェクト(リバーブやディレイなど)が前のパッチにかけられている場合、エフェクトテールは、「MainStage」>「環境設定」>「一般」の「前のパッチを無音にする」ポップアップメニューで設定した時間だけ鳴り続けます。詳しくは、「一般」環境設定を参照してください。
ライブ演奏時には、パッチレベルでマップしたパラメータとコンサートレベルでマップしたパラメータとの違いに注意してください。パッチを選択すると、そのパッチのマップしたパラメータは、最後にパッチを保存した時点での値(「MainStage」>「環境設定」>「一般」の「パッチ変更時」が「保存した値にリセット」に設定されている場合)、または最後にパッチを演奏した時点での値(「パッチ変更時」が「現在の値をそのまま使用」に設定されている場合)に設定されます。コンサートレベルでマップしたパラメータは、「パッチ変更時」の設定に関係なく、新しいパッチを選択しても現在の値のままです。
パッチを選択すると、ワークスペース内のノブ、フェーダーなどのスクリーンコントロールに、パッチのパラメータ値が表示されます。この値は、コントローラ上のフィジカルコントロールのポジションとは違う場合があります。フィジカルコントロールを動かすと、スクリーンコントロールはすぐに更新されて、現在の値を反映します。