チャンネルストリップのエイリアスを作成する

チャンネルストリップのエイリアスを作成して、そのエイリアスをさまざまなパッチやセットで使用できます。エイリアスを使用してメモリを大量に消費するプラグイン(他社製のマルチチャンネル音源やサンプラーなど)をさまざまなパッチ間で共有することで、そのようなプラグインのインスタンスをいくつも作成する必要がなくなります。場合によっては、コンサートレベルやセットレベルのチャンネルストリップを追加するよりも効率的なことがあります(使用するリソースが少なくて済みます)。

チャンネルストリップのエイリアスを作成する

  1. 「チャンネルストリップ」領域で、チャンネルストリップを選択します。

  2. 「編集」>「コピー」と選択するか、または Command + C キー(デフォルト)を押します。

  3. 「パッチリスト」で、エイリアスを使用したいパッチを選択します。

  4. 「編集」>「エイリアスとしてペースト」と選択するか、または Option + Command + V キー(デフォルト)を押します。

    エイリアスは、パッチ内の最後のチャンネルストリップの後(シグナル・フロー・チャンネル・ストリップが表示されている場合はそれらの前)にペーストされます。エイリアスアイコンがエイリアスの上部近くに表示されるため、パッチ内のチャンネルストリップと区別できます。

    図。 エイリアスの矢印アイコンが表示されたチャンネルストリップ。

エイリアスは複数のパッチやセットで使用できます。オリジナルのチャンネルストリップ(音量、パン、およびエクスプレッション以外)で設定を変更すると、チャンネルストリップのエイリアスにそれらの変更が反映されます。オリジナルのチャンネルストリップの設定を変更した後に、エイリアスを使用するすべてのパッチを試聴して、求めるサウンドになっていることを確認することをお勧めします。

マルチ出力音源(EXS24 mkII など)のエイリアスを作成して、コンサート内の別のパッチやセットで使用できます。マルチ出力音源をコピーしてエイリアスを作成するときは、完全なマルチ出力音源がエイリアスとしてペーストされるようにするため、その音源のすべての Aux チャンネルストリップを選択してください。詳しくは、マルチ音源出力を使用するを参照してください。