スクリーンコントロールを複数のパラメータにマップする
1 つのスクリーンコントロールを複数のパラメータに割り当てて、そのスクリーンコントロールが各マップ先パラメータをどのように変更するのかを制御することができます。スクリーンコントロールを複数のパラメータにマップすることは、マルチマッピングとも呼ばれます。「スクリーン・コントロール・インスペクタ」でマッピングを追加することでマップできるパラメータ数は、8 個までです。
スクリーンコントロールに複数のマッピングを作成する場合は、最初のマッピングとそれ以降のマッピングとの間に関連付けを定義することもできます。この機能は、同じコントロールをフィルタカットオフとフィルタレゾナンスにマップし、カットオフ値を増やしていくときにレゾナンスが一定の最大値を超えないようにしたいときなどに役立ちます。デフォルトでは、関連付けはそれ以降のすべてのマッピング(その他のスクリーンコントロールのものを含みます)に適用されますが、既存のマッピングには適用されません。「MainStage」をはじめて開くときに、デフォルトで「サイズを調整」に設定されます。
マッピングを追加する
スクリーンコントロールをパラメータまたはアクションにマップします(スクリーンコントロールをチャンネルストリップおよびプラグインのパラメータにマップするとスクリーンコントロールをアクションにマップするを参照してください)。
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スクリーンコントロールが選択された状態で、「スクリーン・コントロール・インスペクタ」の右上隅のマッピング追加(+)ボタンをクリックします。
インスペクタに新しい「マッピングなし」タブが開き、「パラメータマッピング」ブラウザが表示されます。
「パラメータマッピング」ブラウザで、スクリーンコントロールをマップしたいパラメータを選択します。
登録処理がアクティブのとき(「アサインとマップ」ボタンが赤色のとき)にマッピングを追加する場合は、その新規マッピングをただちに登録できます。複数のパラメータをマップしやすいように、前または次のタブを選択するキーコマンドもあります。詳しくは、パラメータマッピング(「編集」モード)を参照してください。
スクリーンコントロールのすべてのマッピングを表示する
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「スクリーン・コントロール・インスペクタ」で、「マッピング」タブをクリックします。
マッピングの一覧が表示されます。各マッピングの範囲の最小値/最大値、パッチ変更時の動作、パラメータグラフを開くボタン、グラフ値を反転するボタンが表示されます。
最初のマッピングとそれ以降のマッピングとの間のデフォルトの関連付けを定義する
複数のパラメータをマップしたいスクリーンコントロールを選択します。
「スクリーン・コントロール・インスペクタ」の右上隅のアクション・ポップアップ・メニューから「最初のマッピングにデフォルトで関連付ける」を選択します。
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以下のいずれかの操作を行います:
最初のマッピングから固定値でオフセットするようにそれ以降のマッピングを設定するには:「オフセット」を選択します。
同じ最小値から始めて、一定の比率で調整するようにそれ以降のマッピングを設定するには:「スケール」を選択します。
同じ最小値と最大値から始めて、マッピングに定義されたポイントまで一定の比率で調整するようにそれ以降のマッピングを設定するには:「ピボット」を選択します。