コンサートレベルおよびセットレベルのマッピングを上書きする

デフォルトでは、コンサートレベルで(パラメータとアクションに)適用したマッピングは、コンサート内の個々のパッチまたはセットへのマッピングよりも優先されます。スクリーンコントロールをコンサートレベルのパラメータ(マスター音量など)にマップした場合、コンサートレベルのマッピングを上書きする場合を除き、そのスクリーンコントロールをパッチやセットのパラメータまたはアクションにマップすることはできません。

同じく、セットレベルで適用したマッピングは、セット内のパッチのマッピングよりも優先されます。スクリーンコントロールをセットレベルのパラメータ(セットレベルのチャンネルストリップのエフェクトなど)にマップした場合、セットレベルのマッピングを上書きする場合を除き、そのスクリーンコントロールをセット内のパッチのパラメータまたはアクションにマップすることはできません。

コンサートレベルまたはセットレベルでマップされているスクリーンコントロールをマップしようとすると、スクリーンコントロールを別のレベルでマップしていることを通知するテキストが「スクリーン・コントロール・インスペクタ」に表示され、「スクリーン・コントロール・インスペクタ」のパラメータが淡色表示されます。個々のパッチ用にコンサートレベルおよびセットレベルのマッピングを上書きし、パッチレベルでスクリーンコントロールをマップできます。

コンサートレベルのマッピングを上書きする

  • 「スクリーン・コントロール・インスペクタ」で「コンサートのマッピングを上書き」チェックボックスを選択します。

    図。 「コンサートのマッピングを上書き」チェックボックスを選択する。

    「スクリーン・コントロール・インスペクタ」のパラメータが有効になります。

セットレベルのマッピングおよびその他のパラメータをパッチ用に上書きする

  • 「スクリーン・コントロール・インスペクタ」で「セットのマッピングを上書き」チェックボックスを選択します。

    「パラメータマッピング」セクションが有効になり、パラメータをマップできるようになります。

コンサートレベルのマッピング用のマッピングタブはコンサートレベルでのみ使用でき、セットレベルのマッピング用のマッピングタブはセットレベルでのみ使用できます。コンサートレベルまたはセットレベルのマッピングを上書きすると、そのマッピングタブはその上書きレベルとして利用されます。