ノブのアサインメント
MIDI コントローラには、さまざまなタイプのノブまたはロータリーコントローラがあります。ノブには、ノブの示す位置で送信する値が決まる絶対コントローラと、値の増減がノブの位置に関係ない相対コントローラがあります。また、動く範囲が固定されているノブと、いつまでも回し続けることができるノブがあります(後者は「エンドレス・ロータリー・エンコーダ」と呼ばれることがあります)。
「アサイン」ボタンを使ってノブ型のスクリーンコントロールをアサインすると、「MainStage」は、ハードウェア上のどのタイプのノブまたはロータリーコントロールが MIDI メッセージを送信しているかを判別し、「スクリーン・コントロール・インスペクタ」の「タイプ」ポップアップメニューの値を正しい値に設定します。絶対コントローラの場合、正しい値は「絶対」で、相対コントローラの場合は、正しい値は相対コントローラの種類によって「相対(2 の補数)」か「相対(サインマグニチュード)」になります。一般的でない特別な目的にノブを使用する場合以外、通常はデフォルト値を変更する必要はありません。
ノブ型のスクリーンコントロールをアサインする際、ハードウェアコントローラが絶対ロータリーコントローラの場合は「タイプ」ポップアップメニューで「絶対」が選択され、ハードウェアコントローラが連続ロータリーエンコーダの場合は「相対」のいずれかが選択されていることを確認してください。ノブを可動範囲いっぱいに動かすと、アサイン対象のノブのタイプを「MainStage」で判別するのに役立ちます。