保存によるパラメータ値への影響

「MainStage」の環境設定では、パッチを変更した場合に、マップしたパラメータへの変更内容を保持するか、保存した値にリセットするかを設定できます。デフォルトでは、パッチを選択すると、以前に選択していたパッチでは、マップしたパラメータは保存した時点の値(「スクリーン・コントロール・インスペクタ」で指定)に戻ります。コンサートを保存すると、選択中のパッチでは、マップしたパラメータへの変更内容が保存されます(ただし、ほかのパッチでは、マップしたパラメータは保存時の値のままです)。

「パッチ変更時」環境設定を「現在の値をそのまま使用」に設定した場合は、パッチを選択すると、以前に選択していたパッチでも、マップしたパラメータの現在の値が維持されます。コンサートを保存すると、変更内容が保存されます(以前に保存した値は失われます)。

ただし、コンサートを保存しないで閉じた場合は、コンサートをもう一度開くと、マップしたパラメータは前回保存した値に戻ります。

最新の変更内容を保持しないと決めたら、コンサートをその前の状態に戻すことができます。

コンサートを最後に保存した状態に戻す

  • 「ファイル」>「最後に保存した状態に戻す」と選択します。

    コンサートを最後に保存した状態に戻すと、最後にコンサートを保存してから加えた変更内容は失われます。

値の保持に関するデフォルトの動作を設定する

  1. 「MainStage」>「環境設定」>「一般」と選択します。

  2. 「一般」環境設定パネルの「パラメータ値」セクションで、「パッチ変更時」ポップアップメニューからデフォルトの動作を選択します。

    • パッチ変更時にパラメータ値の変更内容を保持する場合は、「現在の値をそのまま使用」を選択します。

    • パッチ変更時に最後に保存したパラメータ値に戻す場合は、「保存した値にリセット」を選択します。

スクリーンコントロールのパラメータ値保持に関する動作をパッチごとに設定することもできます。詳しくは、スクリーンコントロールのパラメータ変更時動作を設定するを参照してください。